20才の時、旧制都立高校の記念祭で初めて芝居に出ました。ゴーゴリ作の喜劇「検察官」。私の役はチビの地主ボブチンスキイ。「大変です、大変です」と出てくる度に大うけで、一ぺんで芝居にとりつかれてしまいました。以来50有余年、ずーっとコメディを勉強してきましたが、なかなか芝居だけでは食べて行けません。幸せなことに、テレビジョンが生まれる時代にぶつかって、声の仕事などいろいろ面白い仕事をさせて頂き、おかげで何とか劇団活動も続けてこられました。みんなでああじゃないこうじゃないと作品を作って行くのが面白くて、若い連中にまじってワイワイやってます。役者に停年なし。まだまだ元気で舞台をとびまわっております。